カクキューの八丁味噌を愛した著名人

きんだいちはるひこ
金田一春彦

1913年(大正2年)~2004年(平成16年)
東京都出身。言語学者。邦楽研究者。文化功労者。

父は金田一京助、次男は金田一秀穂と、親子3代にわたる言語学者です。

小学生の頃に作曲家の本居長世から歌唱指導を受け、後に東洋音楽学会の理事となり活躍しました。

旧制浦和高等学校文科甲類の同級生には、劇作家の福田恆存がいます。

文献によるアクセント史研究を確立させるほか、国語辞典の編纂にも尽力しました。

多くの著書を残し、岩波新書『日本語』はベストセラーかつロングセラーとなりました。また、師である本居長世の伝記『十五夜お月さん-本居長世 人と作品』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。ほかにも、童謡歌手の安西愛子との共編『日本の唱歌』などを残しました。

当社史料室には昭和時代に金田一春彦宛に味噌をお送りした記録が残っています。なお、依頼人は「近藤重三郎」と記されています。

「福田恆存」「近藤重三郎」について詳しくは「カクキューの八丁味噌を愛した著名人」の「福田恆存」「近藤重三郎」をご覧ください。

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