1877年(明治10年)~1933年(昭和8年)
愛知県岡崎市出身。仏教史学者。大谷大学教授。京都帝国大学講師。
愛知県岡崎市上佐々木町の大谷派正福寺に生まれ、14世住職となりました。山田文昭が著わした布教書「黒衣の聖者」は信仰心の結晶であり、当時としては画期的な親鸞解釈であると高く評価されました。
また「親鸞聖人及その教団」は戦前における親鸞研究の最高峰と評され、真宗史研究に大きな足跡を残しました。
生涯妻帯をせず黒衣の仏教史学者と呼ばれ、言行方正な戒僧でした。
大谷大学博物館(京都市)で、「2014年度冬季企画展 山田文昭コレクション-仏書を中心に-」が開催されました。
当社史料室には昭和時代に山田文昭宛に味噌をお送りした記録が残っています。宛先は京都府。