1860年(万延元年)~1941年(昭和16年)。
愛知県出身。岡崎市名誉市民。
三州釜・服部公益財団の創始者。
鍋釜、仏具類修繕を業とする服部家へ養子に入った後に、岡崎藩御用鋳物師26代安藤金得に師事して鋳造技術を習得し、三州釜を完成させました。販路は海外まで及び、岡崎主要生産物のひとつとなりました。
地域社会の福利向上の為に服部公益財団を設立し、幼稚園の設立や岡崎工業高校の運営・県立移管などに尽力しました。
2009年(平成21年)6月3日から14日まで、岡崎市美術館で鈴木智彦「三州釜百年の足跡」写真展が開催されました。
当社史料館には、大豆を蒸すために使用していた菰巻きの甑の下に「三州
」の銘入りの服部釜が展示されています。
当社史料室には大正時代に服部鋳造所から頂いた年賀状が残っています。
カクキューの史料館
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