八丁味噌を愛した著名人

まぶちみいこ
馬淵美意子

1896年(明治29年)~1970年(昭和45年)
兵庫県出身。画家。詩人。

幼年時代より絵を志し、有島生馬に師事し、二科展に4回出品し入選を果たしました。その後、画家から転じ詩を書き始め、草野心平に認められて詩誌「歴程」の同人として活躍しました。

1952年(昭和27年)に読売文学賞候補となった「馬淵美意子詩集」が刊行され、草野心平が序文を寄稿しています。
1969年(昭和44年)に「日本詩人全集33昭和詩集(一)」が刊行され、馬淵美意子の代表作のひとつ「牛のひとみの海のなかに」等の作品が紹介されています。

1971年(昭和46年)に草野心平と夫の庫田叕(洋画家)により「馬淵美意子のすべて」が刊行されました。交流のあった高村光太郎、草野心平の書簡も何通か紹介されています。また、秋には八丁味噌や好みの物を姿そのままの柚の皮の中に詰めて蒸した柚味噌を造り、同好の人に配った事が綴られています。本の装丁は庫田叕が行い、美意子が愛用していた5枚の着物の端切れを貼付けて作成しました。太宰治の「人間失格」や高村光太郎の「道程」の装丁も手掛けました。

馬淵美意子は19代早川久右衛門の祖母に当たります。

馬淵美意子の詩
(「馬淵美意子のすべて」(1971年3月16日発行)より)

馬淵美意子の肖像(1932年)
(「馬淵美意子のすべて」(1971年3月16日発行)より)

馬淵美意子の油絵(1938年)
(「馬淵美意子のすべて」(1971年3月16日発行)より)

馬淵美意子の油絵(1931年)
(「馬淵美意子のすべて」(1971年3月16日発行)より)

馬淵美意子の油絵(1937年)
(「馬淵美意子のすべて」(1971年3月16日発行)より)

馬淵美意子の油絵(1937年)
(「馬淵美意子のすべて」(1971年3月16日発行)より)

馬淵美意子の詩
(「馬淵美意子のすべて」(1971年3月16日発行)より)

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